【元プロ・作り置き4品】金曜30分で土日を”休日”に|明日の自分にバトン

時短・簡単レシピ

金曜に気合い入れて、休日が「疲労で終わる」問題

金曜の夜、こんなテンションになる人、私だけじゃないはずです🐻

よし、今日は金曜!明日はお休み!しかもスーパー安売り!

タイミングが良いと、普段は買わない塊のお肉とか、魚を1匹丸ごと買って帰っちゃったり。気合い入れて、捌くところからやろうって。

ちなみに料理やってた人間でも、これは「あるある」。1時間コトコト煮込んで、こまめにアクをすくって——久しぶりに魚をおろしたら、下手になっててちょっと凹んだり、、笑

でもって結局、美味しいものはちゃんと作れた。気づけば、早朝

——土曜日、寝坊して昼まで寝てる。結局、意味ないやん。
せっかくのお休みなのに、子供たちもしょんぼり

何度か繰り返してようやく悟りました——気合いを入れるのは金曜じゃない。金曜に作り置きして、土日をラクにする。これが正解だと。

今日は、元プロの私が辿り着いた「金曜30分で平日が変わる作り置き4品」を紹介します。

——どうも、ぺこくまです🐻

プロの「仕込み」哲学——明日の自分にバトンを渡す

料理屋さんって、これがあるから大変なんですよ。その日の営業が終わって、仕込みもして、片付けも掃除もする。眠いけど、翌日のために手を動かす——これがプロの世界です。

その日の予約・天気・周囲のイベントを加味して仕込みを行うんですが、もちろんピッタリ予約通りなんて訳にはいかない。何度「仕込み負け」(仕込んだ分が無くなる)してヒーヒー言いながら作ったことか…(遠い目)

——でも、あの経験があるから、こうやって皆さんに伝えられることが、たくさんあります。

家庭の作り置きも、本質は同じです。

今日、少しだけ頑張って、明日の自分にバトンを渡す。

そんなイメージをしたら、前向きに仕込みに取り組めるんじゃないでしょうか🐻

プロが家でもやってる「仕込みのちょい技」3つ+先付け

4品の作り置きの前に、買い物から帰ってきた瞬間に5分だけやってほしいことを。これだけで平日がぐっとラクになります。

🐻 ① 野菜は「洗って水切り」までやっておく

買ってきたカット野菜やもやしは、水洗いだけしてザルでしっかり水を切る。これだけで何日か保ちます。冷蔵庫の野菜ロス、これでだいぶ減ります。

🐻 ② ブロッコリーは「冷凍も買え」

ここでブロッコリーに手を伸ばしたあなた——それを茹でるのは、結局あなたです。今日は大人しく冷凍を買いましょう。

ちなみに私は、体力の残りによって生と冷凍を使い分けてます、笑。気合いある日は生、ヘトヘトの日は冷凍、両方ストック。

🐻 ③ 肉は焼肉のタレで揉み込んで冷蔵庫へ

味付けまで済ませてから入れると、平日の調理が一気にラクに。冷凍するなら味付けてからでも全然OKです。

…ちなみに、「このブログ、焼肉のタレがよく出るな」って思った方、鋭いです。BBQで余った市販の焼肉のタレが大量にあるんです、笑🐻

🐻 そして和食の「先付け」を仕込んでおく

和食でいう「先付け(さきづけ)」——要は前菜——を、タッパーにバンバン仕込んでストックしておきましょう。これがあるだけで食卓に「もう一品」が並びます。

——そして今日は、その先付けにもなる4品を紹介します。

金曜30分でできる作り置き4品(元プロのコツ付き)

※ 各レシピ「2〜3日分・家族2人目安」。冷蔵保存可🐻

① 鶏むね肉のしっとり塩ゆで(約10分・3日もつ)

鶏むね肉のしっとり塩ゆで(そぎ切り)

【材料】

  • 鶏むね肉 … 1枚
  • 塩 … 小さじ1
  • 酒 … 大さじ1
  • 水 … 鶏が浸かる量

【手順】

  1. 鍋に水・塩・酒を入れて沸騰させる
  2. 沸騰したら火を止めて鶏むねを入れ、フタをして余熱で15分
  3. 冷めたらスライスして保存容器へ

🐻 鶏むね塩ゆでプロのコツ

このレシピの肝は余熱。グラグラ沸かさず、火を止めてフタをして放置——これだけでしっとり仕上がります。茹ですぎると一気にパサつくので、火を入れすぎないのがコツ。

そしてゆで汁は絶対に捨てない。鶏の旨味が全部そこに溶けてるので、翌日のチャーハンの隠し味にしたり、味噌汁のだし代わりにも使えます。料理屋の世界では「1食材2品」を狙うのが基本🐻

サラダ・丼・スープ・お弁当——とにかく万能。3日もちます。

② ほうれん草のごま和え(約5分・2〜3日もつ)

【材料】

  • ほうれん草 … 1束
  • めんつゆ … 大さじ1
  • すりごま … 大さじ2
  • 砂糖 … 小さじ1(お好み)

【手順】

  1. ほうれん草を茹でて冷水で締め、絞る
  2. めんつゆ+すりごま(+砂糖)で和える

🐻 ほうれん草ごま和えプロのコツ

ポイントは絞りすぎないこと。ギュッと水気を切ると食感が死にます。優しく握って、しっとり残るくらいで止めるのが正解。

そしてごまは食べる直前に擂ると、香りが段違いです。すでに袋に入ってる「すりごま」でも、もう一度軽く擂り直すと、グッと「料理屋の小鉢」感が出ます。

お弁当の鉄板鉄分補給5分で完成——主婦軸副菜の三冠です🐻

③ 切り干し大根の煮物(約15分・4〜5日もつ)

【材料】

  • 切り干し大根 … 30g(戻して使う)
  • にんじん … 1/3本
  • 油揚げ … 1枚
  • 醤油・みりん・砂糖 … 各大さじ1.5
  • だし汁 … 200ml

【手順】

  1. 切り干し大根は水で戻して絞る(戻し汁は取っておく)
  2. にんじんは千切り、油揚げは油抜きして細切り
  3. 全部だし汁+戻し汁で煮て、調味料を加え汁気がなくなるまで煮る

🐻 切り干し大根プロのコツ

戻し汁は、絶対に捨てないでください。切り干し大根の旨味が全部そこに溶け出してます。そのまま煮汁に使うのがプロの基本。捨てるのは、旨味を捨てるのと同じです。

そして4〜5日もつ「日持ち番長」。週前半の副菜が一品確定するので、これがあると献立の悩みが減ります。しかも初日より2日目の方が、味が染みて美味しい——作り置きの真骨頂です🐻

④ ゆで卵(まとめて6個・約10分・固ゆで1週間)

【材料】

  • 卵 … 6個
  • 水・塩少々

【手順】

  1. 沸騰したお湯に卵を静かに入れる
  2. 8分(半熟)or 10分(しっかり)茹でる
  3. 氷水で締めて、殻をむいて保存容器へ

🐻 ゆで卵プロのコツ

殻のむきやすさのコツは2つ

  • 沸騰してから卵を入れる(温度差で殻と白身の間に隙間ができる)
  • 氷水でしっかり締める(白身が縮んで殻がスッと外れる)

そして半熟(8分)と固ゆで(10分)を使い分けると、用途が広がります。半熟は丼や朝食に、固ゆではサラダ・お弁当に。

たんぱく質ストック食材の最強選手。冷蔵で固ゆでなら1週間もちます🐻

家庭の作り置きに、「仕込み負け」はない

——さて、冒頭で「仕込み負け」(仕込んだ分が足りなくなる)の話をしました。プロの現場では、あれは「凹む」出来事です(遠い目)。

でも、家庭において、仕込み負けはありません

だって、それって——家族が完食してくれたってことですよね?

心の中でガッツポーズしてもよし、声に出して「今日もいっぱい食べてくれてありがとう」「また今度作ってあげるからね」って言える関係。それって、めっちゃ素敵やん🐻

そうやって自信を一つずつ積んでいくと、自然とレパートリーも増えて、食材の使い回し・作り置きのコツも、勝手に身についていきます

完璧じゃなくていい。続けることが、結局いちばん強い

私もブログを通じて、一緒に頑張っていきます🐻

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ぺこくま — 元プロ料理人(経験15年)。
献立に悩む全ての人の味方でありたい人。

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