【元プロの食中毒対策】梅雨のお弁当、傷ませない7つの鉄則|安心の作り置き副菜つき

時短・簡単レシピ

梅雨のお弁当、ちょっと不安じゃないですか?

お弁当って、朝作る人もいれば、前日の夜に作っておく人も多いですよね。むしろ朝はバタバタだから、夜のうちに……という方が大半かもしれません。

でも、よーく考えてみてください。

前の晩に詰めて、朝まで置いて、持ち出して、食べるのはお昼。……これ、下手したら半日以上、常温に近い状態で置きっぱなしってことなんです。

しかも、これからの季節はジメジメ蒸し暑い梅雨。菌がいちばん元気になる時期。

——これ、ちょっと怖くないですか?🐻

大丈夫、脅かしたいわけじゃありません。ほんの少しのコツで、梅雨のお弁当はちゃんと安全になります。今日は、梅雨時でも安心して食べられるお弁当とおかずを、元プロの目線で紹介していきますね。

お弁当を前に「ここだけ気をつけてね」と注意するぺこくま

元プロが厨房で叩き込まれた「衛生」の話

突然ですが、ひとつだけ言わせてください。安全で、安心して食べられる。だからこそ、料理って美味しいんです。

当たり前すぎて意識しない人も、少なくないと思います。でも、プロの厨房ではこれが全ての大前提でした。

たとえば手洗い。基本は1分間。手のひら、甲、指の間、爪のあいだまで念入りに。この癖、辞めた今でも抜けなくて、私、未だに30秒くらい手を洗っちゃいます(笑)

それから、月1回の検便。自分では元気そのものでも、知らないうちに菌を持っている(保菌している)ことがある。自覚がなくても保菌者だと、それだけで食中毒の大きなリスクになるんです。……便秘気味の私には、これがなかなか辛かった(笑)。あと、生牡蠣が禁止だったのも地味に苦痛でした。私、生牡蠣が大好きなんです。

そして何より叩き込まれたのが——「腐る原因の大半は、水」だということ。厨房にはソースなんかを冷やす専用の水槽があったりするんですが、とにかく水分はこまめに拭き取る、アルコールで除菌。この徹底ぶりが、家庭のお弁当にもそのまま活きます。

——どうも、衛生にだけはうるさい元プロ、ぺこくまです🐻

つまり、プロの基本はこの3つ:

  • ① つけない(手洗い・素手で触らない)
  • ② 増やさない(水分を残さない・しっかり冷やす)
  • ③ やっつける(中心までしっかり加熱)

この3つを意識するだけで、家庭のお弁当もぐっと安全になります。

傷ませないお弁当・7つの鉄則

「腐る原因の大半は水」——さきほどお話ししたこの大原則を、お弁当用に7つの鉄則に落とし込みました。全部やらなくても大丈夫。できるものからでOKです🐻

  1. しっかり加熱、中まで火を通す … 半熟・ミディアムレア的なちょうど良い火入れは、この時期だけお休み。卵焼きも中までしっかり、煮物の汁気は飛ばすくらいの気持ちで。これが「やっつける」。
  2. 完全に冷ましてから詰める … 温かいまま蓋をすると、湯気が水滴になって菌の温床に。うちわや保冷剤で粗熱をしっかり取ってから詰めるのが鉄則。
  3. 汁気はしっかり切る … 水分は菌の大好物。煮物は汁を切り、おひたしはかつおぶし・すりごまに水分を吸わせると味も染みて一石二鳥。
  4. 素手で詰めない … おにぎりはラップで握る、おかずは菜箸で。手の常在菌を「つけない」工夫。使い捨てのビニール手袋を使うのもOK。
  5. 抗菌食材を味方に … 梅干し・お酢・しょうが・わさび・大葉。白米に梅干しドーンの日の丸弁当も好きだけど、抗菌作用を狙うならごはん全体に混ぜ込みましょう。この手間が効くんです(真ん中に1個だけより◎)。
  6. 保冷剤+保冷バッグはセットで … 持ち歩きが長い日は必須。保冷剤でサンドイッチ(上にも置くと冷気が下へ降りて効率的)。
  7. 生もの・半熟・前日のおかずそのままは避ける … 生野菜の水気、半熟卵、前夜の煮物の詰め直しは、梅雨はいったんお休み。これはお家のご飯で食べましょう🐻

梅雨でも安心の「作り置き副菜」

日持ちの条件は「しっかり加熱・しっかり味・汁気少なめ」。この3つを満たす副菜は、梅雨のお弁当の強い味方です🐻

  • きんぴらごぼう … 甘辛濃いめ&水分を飛ばすまで炒める。日持ち副菜の王様。ごぼうとにんじんは加熱時間を長くしても食感が失われにくいのでおすすめ。
  • ピーマンとじゃこの炒め物 … しっかり加熱+じゃこの塩気で日持ち◎。彩りも緑で映える。
  • にんじんしりしり … 卵までしっかり火を通せば安心。隙間埋めにも便利。(※しりしりとは→沖縄料理がルーツ。千切りにした野菜を炒めたもの)

共通のコツ — 塩分の摂り過ぎはよくないけど、味付けはほんの少し濃いめに(塩・酢・しょうゆは保存の味方)。汁気はできる限り飛ばし切る。そして作り置きは清潔な箸で取り分けましょう。盛りつけ用の箸でつまみ食い、気持ちはわかるけど——だめ、絶対(笑)🐻

やりがちだけど、梅雨は要注意なNG

「ついやっちゃう」あるある。ここまでのコツも、最後の油断で台無しになります🐻

  • 温かいごはんにすぐ蓋 … 湯気がこもって水滴に。早くしまいたい気持ちはわかる!でもそこは冷ましてから。洗い物は増えるけど、大きめのボウルに移して冷ますと時短にもなって、その間に他の家事や子供との時間に使えます。
  • 前日の煮物をそのまま詰める汁気を完全に切って、かつおぶし・すりごまでしっかり水分を吸わせていればOK。2〜3日ぶん使い回すなら、その都度火入れ→しっかり冷ます
  • ミニトマトのヘタつき … ヘタの隙間に菌が残りやすい。どうせ食べないものだから、ヘタは取って、洗って、水気を拭く。お家で済ませておく、ほんの少しのおもてなしです🐻
  • レタスなど生野菜の仕切り … 水分が出てまわりのおかずを傷めやすい&お昼にはしなしな。仕切りはシリコンカップやバランで。
  • 味見した箸で詰める … ここまで気をつけても、最後にこれで台無し(笑)。味見用と盛りつけ用の箸は使い分けを。

おかずに迷ったら、はらぺこAIに🐻

お弁当のおかずに迷ったら、はらぺこAIで食材を選んで提案してもらうと、作り置きにも使えるおかずがいくつも出てきます。栄養バランスも一目で分かるので、彩りも栄養も迷いません。

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神経質にならなくていい。ひと手間で、安心。

ここまで読むと「うわ、お弁当って大変……。めんどくさいからコンビニでパンでも買ってもらお」と思わせちゃったかもしれません。ごめんなさい🐻

でも、大丈夫。全部を完璧にやる必要はありません。それに、手作りのお弁当は、お子さんとの会話のひとつでもあります。

空っぽになって返ってきたお弁当箱を見れば、「ごちそうさま」って言ってもらえたようなもん。早起きは辛いけど、それだけで報われた気持ちになるのは、きっと私だけじゃないはずです。

大事なのは、最初の3つだけ。しっかり加熱して、しっかり冷まして、水分を残さない。これさえ押さえれば、梅雨のお弁当はぐっと安全になります。あとは、梅干しを混ぜ込んだり、保冷剤を足したり——気づいたものから、ひとつずつ。

冒頭で「ちょっと怖くないですか?」なんて脅かしちゃいましたが、ほんのひと手間で、その不安はちゃんと消せます。

安全で、安心して食べられる。だからこそ、お弁当の時間は美味しい。あなたの「いただきます」が、今日も気持ちのいいものになりますように🐻

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ぺこくま — 元プロ料理人(経験15年)。
献立に悩む全ての人の味方でありたい人。

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